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ばと思います。
子供の円形脱毛症にはナローバンドUVB療法が効く!1
- 2010年07月22日
- 円形脱毛症など脱毛症
円形脱毛症は、あらゆる年令層の人に発生し、脱毛症(毛がぬける病気)の中では比較的頻度が高いものと考えられています。髪の毛が突然円形の形で脱毛してしまいます。かゆみや痛みなどの自覚症状がないことが多いですが、むずむずやピリピリ感といった違和感を伴うこともまれにあります。
病因としては、自己免疫異常説が有力となっています。自己免疫異常説をうらづける理由として、円形脱毛症の患者さんの血液中には、しばしば免疫異常を示す自己抗体(抗核抗体や甲状腺抗体など)がみつかることがあげられます。発症年齢が早い小児の円形脱毛症の場合、症状は重症化かつ長期化しやすく、家族内発生をみることが多いです。
治りが悪い円形脱毛症には、ナローバンドUVB療法が効くといわれています。(日皮会誌 114(11) p.1793-97より引用)