皮膚に関する豆知識やケアの方法など役立つ情報が満載ですのでぜひ参考にしていただけれ
ばと思います。
テルビナフィン(飲み薬)で爪の水虫を治しましょう -1
- 2010年05月20日
- 水虫・爪水虫
爪の水虫では、爪が白く濁ったり、厚くなったりするなどの症状が出ます。爪は厚いので、塗り薬のみでは薬効成分が爪の中にまで十分到達せず、治りが悪くなります。そこで、水虫をしっかり治すためには、患部に確実に薬効成分が届く飲み薬を併用します。
テルビナフィンは、アリルアミン系の抗真菌(水虫)剤です。爪の中に薬効成分が移行しやすく、角質内にとどまる時間が長いので、爪の水虫に対して有効性の高い薬剤といえます。このテルビナフィンを毎日1日1回飲む治療法(連続内服療法)が、爪の水虫に対して効果があり、再発も比較的少ないという報告があります。この報告によりますと、爪の症状が中程度までの方は、3ヶ月内服します。爪の症状が高度の方は、6ヶ月内服します。
(西日本 63巻 6号 より引用)