皮膚に関する豆知識やケアの方法など役立つ情報が満載ですのでぜひ参考にしていただけれ
ばと思います。
治療(爪水虫)
- 2010年07月30日
- 水虫・爪水虫
治療
爪水虫は、ぬり薬(抗真菌外用薬)と飲み薬(抗真菌内服薬)の両方で治します。ぬり薬のみでは、薬効成分が爪の中にまで十分到達しないため、治りがよくありません。爪水虫をしっかり治すために、患部に着実に薬効成分が届く飲み薬を併用します。飲み薬の飲み方には、大きく分けて2種類の方法があります。
① 毎日1錠ずつ3ヶ月から半年続けて服用する方法と②1週間集中してお薬を服用した後に3週間は服用をしないでお休みするということを3回繰り返す方法(パ ルス療法)です。どちらの飲み薬もその薬効成分が爪に貯留しやすいので、服用を中止してからも爪の症状が改善して健康な爪に生えかわらせるという作用があ ります。
薬を飲み始めてから早い人で、3ヶ月ぐらいで健康な爪が根元から生えてきますし、遅くとも半年から1年程で健康な爪に生えかわります。爪水虫を治療しない ままでいると、足の水虫や手の水虫が毎年再発する原因になるばかりでなく、家族やまわりの人にうつしてしまう危険性があります。