よくある皮膚の病気や症状についてご紹介します

皮膚に関する豆知識やケアの方法など役立つ情報が満載ですのでぜひ参考にしていただけれ
ばと思います。

ヘルペスは早めに治しましょう!

2010年07月31日

ヘルペスは、単純ヘルペスウィルスというウィルスが原因です。かぜをひいた時、高熱が出たとき、日やけをしすぎた時など体力やひふの免疫力が弱まると症状がよく出ます。皮疹は、発赤の中に直径2から3㎜までの小さな水ぶくれが集まっているのが典型的です。ピリピリやヒリヒリ感といった症状も伴うことが多いです。発疹は1週間程でかさぶたとなって治りますが、体力が低下する度にまた再発するので注意が必要です。

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乳 幼児がかかると、比較的重い症状が出る病気です。舌やほおの内側、歯ぐき、のどなどに、中央が白くてまわりがピンク色の口内炎ができることがあります。こ れはヘルペス性歯肉口内炎といい、こうなると2~5日間くらい高熱が出ます。口の中が痛んで食事ができなくなるほか、歯肉がはれて出血しやすくなります。
治療は、抗ウィルス剤のぬり薬や飲み薬が基本です。小さな水ぶくれが出る前にピリピリやムズムズといった違和感を伴うことが多いため、この早い段階で治療を開始すると症状が軽くすみます。

ウィルスの種類 → 1 型と2型があります。1型では、幼小児期の初感染の約9割は無症状で、一部の子供で発熱と歯肉口内炎(しにくこうないえん)が生じます。その後、人によっ て頻度はさまざまですが、小さな水ぶくれが口唇のまわりに出現する口唇ヘルペスを生じることがあります。2型では、その初感染のほとんどが性感染症として 陰部に小さな水ぶくれやびらんを比較的広範囲に起こす性器ヘルペス(陰部ヘルペス)として発症します。

検査熱感を伴って口唇あるいは陰部などに小水疱がみられたら、本症を疑います。症状や経過で診断できる場合が多いですが、診断が難しい場合は、水ぶくれの一部の細胞を特殊な染色で検査します。当クリニック(専門医)でも検査を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

治療抗ウィルス剤のぬり薬や飲み薬が基本です。小さな水ぶくれが出る前にピリピリやムズムズといった違和感を伴うことが多いため、この早い段階で治療を開始すると症状が軽くすみます。単純ヘルペスと思ったら、なるべく早めに当クリニック(専門医)にかかって治療をうけるようにしましょう。


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