特殊治療
豊橋市のまひろ皮ふ科クリニック(皮膚科専門医)では、白斑、乾癬、円形脱毛症などに効くナローバンドUVB(紫外線)療法やダーモスコピーによるほくろや皮膚がんなどの判別も行っております。
しみ(肝斑、老人性色素斑など)の美白外用剤(ハイドロキノンクリーム)
ハイドロキノンには、メラニン色素の合成に必要なチロシナーゼという酵素の働きをおさえることによって、メラニン色素が作り出されるのを阻止する効果があります。美白成分の中では、特にしみをうすくする作用が強く、アルブチン(同じ美白成分の1つ)の約100倍の効果があると言われています。
ハイドロキノンは、肝斑(かんぱん)、老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)、炎症後の色素沈着などに効きます。
ハイドロキノンクリーム 10g
- 自費診療
- 診察料1,350円
当クリニックにて、ハイドロキノン(5%)配合クリーム(ハイドロキノンクリーム)を扱っております。
しみに1日1~2回ぬるだけで、ぬり始めて2~3ヶ月後、遅くとも半年後には効果が現れます。
ほくろや皮膚癌などを拡大して見るダーモスコピー=ほくろの表面を拡大する器械
〈保険適応〉
ほくろの中にはほくろと一見似ている老人性いぼ(脂漏性角化症)に代表される良性の皮膚腫瘍や基底細胞癌や悪性腫瘍などの皮膚癌があるため、小さいうちはほくろと見分けがつきにくいものもあります。当院では、ほくろとこれらの腫瘍を区別するために、ダーモスコピーという器機を使用しています。
このダーモスコピーは、ほくろを含めた皮膚の腫瘍表面を10~20倍に拡大して、表皮(皮膚の表面)だけでなく、真皮(表皮の下の層)にある病変も詳しく見ることができます。この器械により、従来手術でしかその腫瘍が良性か悪性かを判別できなかったものを、手術することなく区別することが可能になりました。
「ほくろ」が気になりましたら、早めにご相談ください。
白斑・乾癬、円形脱毛症に対するナローバンドUVB(紫外線)療法
〈保険適応〉
ナローバンドUVB療法とは、UVB(中波長の紫外線)の内で非常に狭い波長(311~313ナノメーター)の有効な紫外線だけを患部に照射する治療法です。
この治療法は副作用が比較的少なく、尋常性乾癬(乾癬)、尋常性白斑(白なまず)、円形脱毛症、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症などに有効です。
この治療法は、光線過敏のある方、皮膚悪性腫瘍の合併症や既往のある方などには行えません。
豊橋市のまひろ皮ふ科クリニック(皮膚科専門医)でもナローバンドUVB療法を行えますのでお気軽にご相談ください。
男性型脱毛症(AGA)
男性型脱毛症(AGA)とは、思春期以降に主として、男性に見られる脱毛症のことを言います。生え際や頭頂部の髪の毛が徐々に細く短くなってやがては抜けてしまいます。
遺伝的な要素が強いと言われています。AGAの原因は、ジヒドロテストステロン(DHT)と言うホルモンです。このDHTは、髪の毛の成長期を短縮させる作用があるため、髪の毛が抜けやすくなります。
このDHTが作られるのをブロックするのがAGAのフィナステリドです。
フィナステリド
- 自費診療
- 診察料1,350円
豊橋のまひろ皮ふ科クリニック(皮膚科専門医)においても、AGA(男性型脱毛症)に対してフィナステリドを処方しております。